南水梨の摘花

自粛、自粛というムードが続き、夏の「喬木村ふるさと祭り」も今年は開催が危ぶまれています。
こういうご時世において、農業というのは、感染リスクが低く、自分たちで食べるものを自ら作れるという点では、災害に強い職業に思います。

さて、普段の農業研修の合間に「南水梨」の作業を手伝いました。
この地域で開発された品種で、糖度が高く日持ちするのが特徴です。
私はまずは、トウモロコシと市田柿を軸として経営を始めますが、いずれは(できれば)ここに南水を加えたいと考えています。
私がこの地域を選んだ1つに特産品を作りたいという思いがあり、市田柿と並んで、この南水梨にも魅力を感じました。

しかし、この地域の梨の経営的な評判は良くない気がします。
JAも新規就農者にはまったく推奨しないし、最近は梨の木が切られて柿になる傾向があります。決して、特に南水に限っては、そこまで価値が下がっているようには感じませんし、なによりも美味しいです。

私が教わっている農家さんのお話で、棚が一因ではないかとおっしゃっていました。
確かに、梨は他の果樹と明確に異なる点で、棚の有無があります。
息子が引き継ごうとしたときに、どおしても昔の方の伸長に合わせて設計されているため、背をかがめて作業しなければならず、作業効率がさがってしまいます。
そこで無理して、梨を続けずにブドウに切り替えたり、一層のこと抜根して柿を植えようという話になるのではないかと。
その他、市田柿と違って、日本全国に梨の産地があることも一因かと。

私は、本当にやりたいのであれば、最初は成木を引き続きつつも、お金に余裕が出来たときに、ジョイント栽培(全面に棚を張らない新しい栽培方法)に植え替えていくのか、いろいろと検討しています。

そんなことも踏まえながら、
10・11日は、南水梨の摘花作業を手伝いました。
私が伺うと本当に丁寧に作業を説明して頂けますので、とても感謝しています。
作物を学ぶというのは、本だけ見ていてもダメで、1作通じて作業にふれないとイメージがわきません。

この南水梨の隣には、同じくこの地域の特産品で幻のナシといわれる「サザンスイート」が植わっています。

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